タップは、されていない方は普段テレビでもなかなか見る機会が少ないかもしれません。
なんか、音が鳴っていて楽しそう。
始める前は、どうして音が鳴ってるんだろうって不思議なところから入る方が多いかもしれません。
昔からあこがれがあって・・・・
実際に見てみると、その迫力に圧倒されて、魅了されて・・・・
大人もこどもも始めるきっかけはさまざまです。
みんなそれぞれ、いろんなきっかけで、また初めて大阪ライブシアターでタップに触れるという方も少なくありません。
大阪ライブシアターは、タップダンスの世界観をみんなそれぞれが創っていけるよう、4つのレベルに分けてスキルアップをしていけるレッスンやショーケースなどを進めていきます。
その4つのレベルとは・・・
①タップで動く、鳴らす
②タップで歌う、奏でる
③タップで飾る
④飾らない
この4つです。
まず、
①タップで動く、鳴らす
タップは普段、使わない体の動きをするため、慣れが必要です。慣れれば、割とすぐにできる。音も鳴らすことは意外に簡単です。
いくつかの足の使い方を覚えて、正しく動く、鳴らすことができるようにします
最初はひとつひとつの音から、それを2つや3つに組み合わせたもの。
クランプロールや、タッチヒール、ボールヒール、スタンプヒール
フラップやシャッフル、パドルロール、リフウォーク、サード
プルバック、ウイングなど、鳴らし方はたくさんあります。まずは、いろんな鳴らし方を覚えます。
②タップで歌う、奏でる
タップはいろんな音楽に合わせることができます。音楽に合わせていろんなステップを組み合わせて自分なりの作品を自分のセンスで創っていく。3つの音がなるステップを4ビートや8ビートに合わせたり、2つの音が鳴るステップを3連符にしたり。また音楽のドラムを瞬時にタップにできるセンスを付けたり、またアドリブでもできるようにする。
③タップを飾る
ダンスの表現なので、例えばバランス、角度、手の位置、形を創っていきます。特に止まる、流す、流れる、吹く。ダンスの基礎に従って創っていきます
④最後は飾らない。
ダンスは、そもそも動物としての人間の本能を表現したもの。その表現したい形を、創るのではなく、心から、体から自然に出るように表現する。
これが、うちのダンスタップの真骨頂です。
タップに限らず、ダンスは、また音楽は、エモーションを伝えるためのもの。だから最後は人の感情を伝えるための体の動きはその人の自然から出てくるもの。そう思っています。