タップレッスン日記

音で語る、音で伝える

タップレッスン日記
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1stクラス

1stクラスのレッスンでは、初めて半年くらいの小学生2年生の男の子ルカくん、
とにかく、覚えるのが早い。感覚がすばらしい!
普通半年くらいなら、ようやくいつものレッスンが板についてくる感じですが、
ルカくんは、12月にインスタライブをみんなでやろうと思って、シムシャムシミーという、ラララランドをはじめとしていろんな映画でも使われている伝統的な振り付けを少し背伸びかなと思いながらやりましたが、なんとちゃリアル化ちゃいました。

そのあと、プルバック、ドローバック、ついにはタイムステップ、シャッフルから入るターンまで進みましたが、クリア。
次はリフウォークまで進みます。

ほんますごい!

 

2ndクラス

振付を重点的に。
今回の振付はリフウオークがふんだんに使っているんですが、思ったのは

音で語る、伝えることの大切さ。

 

例えば楽曲を歌で伝えるときには、1センテンスずつ区切って伝えます。
タップでも同じように、振付全部をやるには覚えるのが大変。でも脳でできると認識して、彼らの身体でリアルにするには、
まず、

1センテンスずつ区切って音で伝える。その1センテンスをリアル化できるようになるまで繰り返す
これが大事です。

振付でつながらないのは、今日の場合2パターンありました。

1つは、左右の足のバランスがどっちに乗っているかを間違えているケース。でもタップの場合はボール・ヒール、つまりシューズの前と後のどっちに乗っているかを勘違いしているケース。
2つは、最近2ndクラスは多いのですが、何となくできている感じに鳴っているんだけど、どうも音楽に合わせられない。早くはできるけど、コントロールできない。

じぶんで考える時間も大切。

2ndクラスのみんなは、ずいぶん動けるようになって、いろんなテクニックもできるようになってきたんですが、

今年は、教科書からアートへの脱却。

自分なりのタップを踏めるような、そんなステップです。

足が動く様になってきたヒロ君、タケル君、つむっち、あやみん、みさりんの次のステップは、丁寧に踏んで人に伝えられるようにすること。

少しずつ少しずつ積み上げて、ぼくから彼らにタップで語る。

そして次は、みんなが自分で誰かにタップで語れるようになる。

これが大事だなと思いました。

タップの音は、ボール、ヒール、どんな形で音が鳴っているかだけでなく、よく聴くと、バランスが乗った音なのか、乗ってない音なのか、まで聞き取れます。

またそれを聞き取れる、イメージするのもイメージをリアルにするためには必要な力です。

聴ける力。傾聴もそうですが、案外、しっかりと聞き取り、自分で咀嚼することが、人との関係でも同じように、タップでも同じようなことが起こります。

聞き取ったイメージがリアル化し、壁を乗り越えられると、次のステップにリアルに立っているじぶんが見えてきます。

レベルアップ。こんなことを繰り返すために

 

音に合わせて、
1センテンスずつ区切って音で伝える。その1センテンスをリアル化できるようになるまで繰り返す
これを重点的にやっていこう。と思います。


冬の終わりが近づいてきて、このころは、みんな次のステップを進んでいく季節。
いったんタップを離れちゃう子もいれば、また新しい出会いもあります。

大阪ライブシアターでは、月初に体験レッスンをやってます。
ぜひ春からは、タップのあるライフスタイルはじめませんか?