教えるということは、教わるということ
大阪ライブシアターで、タップのレッスンをしてからもう何年たつんだろう。 いまだに、どうしたらうまく伝えられているのか、トライ&エラーを繰り返しています。 20歳、初めてダンスに出会ってから、違う自分になれた。 学校、仕事、生活、そことは違う顔になれる。また、見てもらった人も違う自分になれる。そんなシーンを創っていきたい。 そんな思いで、やってきています。 最近は、特に子どもたちにも教える機会を多くいただきます。 子どもは、退屈だとか、面白いとか、正直です。頑張れるかどうかも、それに左右されます。 表現者として、教えるということは、伝えるメソッドを常にトライ&エラーを繰り返しているわけで、 教えるということは、教わるということなんだと、つくづく思います。 ナンサディのワークショップでは、音楽の寛容性のちからを見ました。人それぞれの違いを認め、受け入れつつ、でも相手を引き上げていく、そんなトライ&エラーをこれからも繰り返していきます。