大阪ライブシアター

こどもは本能で生きてる時間

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最近のこどものクラス

いつもホワイトボートに、今日のレッスンの目的を書きます

クラスでは、タップの時間に入る前、字を書いて、今日はこれができるようにするって風に、説明します

最近、そのホワイトボートにこどもたちが落書きしだしました。先生の絵、うんこの絵、さまざまな絵が描かれていきます

書いた後も、興奮が冷めやらない様子

微笑ましいなって思って見てて、でも、タップの時間に入っても書き続けてる

これはダメだと大人は思ってしまいます

秩序ができない

教育上良くない

僕もそう思いました

 

そこで今週は、ホワイトボートを隠して見ました

ペンも

最初エクセサイズの時は、気づかない様子

でも、タップの時間になると、こどもたちは自分たちで倉庫からホワイトボートを出して用意しだしました。

やりたい事なら自発的にする。

このパワーはある種凄い事だと思います

 

僕がホワイトボートを隠したのも、大人の都合

でも、本当に子どもが伸びるのは、大人が考えている秩序とは違うものではないかと思った瞬間です 

タップでも、最初できないと思ったら、止まってしまう

やろうとしない

僕たち大人は、動かなきゃできないよと声をかけたりします

ほっといたり、時には叱ったりします。

でも、こどもは見てないようで見てます。しっかり観察してます

 

次第に動き出す

それは本能的にしたくなるから

おそらくこれは、小学校4年生くらいまでは、本能が勝るのではないかと思います

小学校が高学年くらいになり、成長するにあたり、秩序を求めるようになる

だから、本能で動く間は、なるべく、そんな瞬間を大切に見守ることが、大人の役割ではないかと思います

こどものころは、イメージが自分に向いているんでしょうね

自分ができる、できないが大事

他人に見せるとか、自慢したいは関係ない

でも、僕がダンスを始めた時に感じたように、秩序があって、繋がる力を持った人に憧れる、調和の美しさ

そんなことに目覚める瞬間が次第に訪れる

その時にやっぱり無くしてはいけないのは、自分の素直なこどものマインド

大事にしたいですね