大阪ライブシアター

タップボードは家具のように扱え

大阪ライブシアター

 今、本番用にタップボードを研究中です。

 タップボード。

 いつもレッスンでは、マンションの共用部分の廊下などで床材で使われるシートを敷かせてもらって練習していますが、本番ではやはりボードを使いたいので、あの材料がいいのか、いつも大型のホームセンターではいい材料がないかと思いながら、目を皿のようにして見回しています。

 ポイントは、サイズ感、重さ、材質の3点

 サイズ感は、優先順位として大きくても車で運べる大きさ、保管できる大きさ。我が家の車と倉庫を考えると、60❌90センチが限界です。

 重さですが、これは難しい。重さがないと、動いたら危ないし、足元が不安定ならダンスに集中できません。でも、重ければ運べません。

 材質。これは音を聞いていただくことを考えると、木がいいです。でも、薄い木ならいい音がなりません。タップスとのアタック音が高く、ヒールドロップなどは低い音がいいです。そうなると木材一択ですが、分厚い木材だと保管できない、運搬できない、金額も高いの三重苦です。


針葉樹合板

 これまで使っていた針葉樹合板

 色を塗ると、木目が美しく、ニスを塗装するとほんと綺麗に仕上がります。いいのですが、ささくれが多く、耐久性と保管が大変です。

 我が家の倉庫にはこの板でいっぱいになっています。

 180❌90センチをカットしてもらっています。

 


アクリル板

 今狙っているのはアクリル板。コロナ対策でたくさん市場に出て、今必要無くなったので処分に困っていたら、ぜひ譲ってください。


吸ホル養生材

 あと、今注目しているのは、吸ホル養生材と呼ばれる紙系の材質でおそらくできているボード。結構硬くて、でも薄くて、コンパネよりは軽い。

 これも180❌90センチをカットしてもらっています。

 ただ、昨年末に試してみると、滑るのが問題なので、一度塗装をして試してみようと思います。


 練習で使うなら、養生材のエコフルガード

 二つ折りでとっても軽い。でも表面は結構硬さがあるので、家や持ち運んでどこかで練習するならいいんじゃないでしょうか。


 家、特にマンションなら、30❌30のタイルカーペットのサイズはおすすめです。

ウッドカーペットは、木だからいいんですけど、隙間に引っかかると思うのであまりお勧めしません

 Pタイルも結構割れちゃいます

 

 粘着タイルなら、タフだし、ジョイントマットに貼ればいいかもです。

  +

 

 ブルー養生シートや、プラベニアも家で練習だけならいいですね。

 でもやはり究極は、材木。

 それもコンパネというよりも、無垢の一枚板なんかが、一番自然が音がなり、踏んでいる感覚も全然違います。

 木の分厚さが、響きを与えてくれる。それは体にも響いてきて、人間も自然の一部なんだなって再認識できます。

 自然の中でタップができる機会があるといいな。

 タップボードは本来、家具のように扱いたい。靴とタップボードが綺麗に奏であう。タップの自然な音を出すのは、その両方を人が大切にしながら音を鳴らす。そんなタップを伝えていきたいな。